INTRODUCTION

小さな子どもから少女へと至る、
人生でもっとも異質な時間。
幼き心がはじめて生と死に触れる“特別な夏”を
瑞々しく描いた少女映画の名作誕生!!

第67回ベルリン国際映画祭にてワールドプレミアされた本作は、新人監督賞とジェネレーションKplus部門グランプリ(青少年・子供映画の最高賞)を獲得し、各国の批評家たちの心に鮮烈な印象を残した。女性監督カルラ・シモンは、自身が初めて生と死に触れた幼少期の出来事を元に、無邪気さと繊細さをあわせ持つ幼い少女特有の心の動きを、カタルーニャの美しい風景を舞台に丁寧に描写。誰もが心の片隅に持っている物語と自身の記憶をリンクさせ、共感と新鮮な気づきを与える映画を作り上げた。スペイン国内ではゴヤ賞(スペインのアカデミー賞)新人賞を受賞し、2018年アカデミー賞®のスペイン代表にも選出。さらに各国の映画祭でその名を轟かせ、世界で最も辛口の映画批評サイト「ロッテン・トマト」では100%FRESHの最高評価を獲得した。宝石の原石のような輝きとシャボン玉のような儚さをた携えた少女の“ひと夏”を描いた『悲しみに、こんにちは』は、きっとあなたの心も捉えて離さないだろう。

STORY

フリダは部屋の片隅で、荷物がダンボールに詰められるのを静かに見つめていた。その姿は、まるで母親(ネウス)が最後に残していった置物のようだ。両親を“ある病気”で亡くし一人になった彼女は、バルセロナの祖父母の元を離れ、カタルーニャの田舎に住む若い叔父家族と一緒に暮らすことになる。母親の入院中、祖母たちに甘やかされて育てられていた都会っ子のフリダ。一方、田舎で自給自足の生活を送っている叔父と叔母、そして幼いいとこのアナ。彼らは、家族の一員としてフリダを温かく迎え入れるが、本当の家族のように馴染むのには互いに時間がかかり・・・。

CAST

  • フリダ

    フリダ
    ライア・アルティガス

  • 従妹・アナ

    従妹・アナ
    パウラ・ロブレス

  • エステバ(叔父)

    エステバ(叔父)
    ダビド・ヴェルダグエル

    バルセロナの演劇学校を卒業。フェラン・アウディ監督などと仕事をし、2001年に劇団elnacionalNOensvolを立ち上げる。スペインの人気ドラマ「La Sagrada Família」 や 「Pop Ràpid」など数多くのテレビドラマに出演。カルロス・マルケス=マルセ監督、ナタリア・テナ主演の映画『10.000 KM』(2014年) にナタリアの相手役として出演し、ガウディ賞最優秀男優賞を受賞。その年のゴヤ賞新人男優賞にノミネートされた。本作では、ゴヤ賞助演男優賞を受賞した。

  • マルガ(叔母)

    マルガ(叔母)
    ブルーナ・クッシ

    カタルーニャ出身の女優である彼女は、これまでスペイン国内で大人気を博し世界中に広まったテレビドラマ「Polseres Vermelles」 (英題「The Red Band Society」)やショートフィルムに出演し、アップカミングな女優として周知されていた。本作で助演女優デビューを果たし、ゴヤ賞助演女優賞、ガウディ賞助演女優賞をW受賞。次回作としてアグスティ・ビジャロンガ監督(『ブラック・ブレッド』2010年)の最新作『Incerta glòria』(2017年)に出演

  • 祖父 フェルミ・レイザック
  • 祖母 イザベル・ロカッティ
  • ロラ(叔母) モンセ・サンズ
  • アンジェラ(叔母) ベルタ・ピポ
  • castCTER
  • castCTER

FILMMAKER BIOS

監督・脚本 カルラ・シモン

監督・脚本
カルラ・シモン

1986年、バルセロナ生まれ。 バルセロナ自治大学オーディオビジュアル・コミュニケーション科を卒業、カリフォルニア大学で脚本と監督演出を学び、2011年、ロンドン・フィルム学校に入る。在学中に制作した短編のドキュメンタリー『BORN POSITIVE』と劇映画『LIPSTICK』は、多くの国際映画祭で上映された。本作『悲しみに、こんにちは』は、彼女の長編デビュー作で、ベルリン国際映画祭でプレミア上映され、新人監督賞、ジェネレーションPlus部門グランプリを受賞した。2013年、シモン監督は、子供や十代の若者たちに映画を教えるため、“Young For Film!”をつくる。
現在はバルセロナに戻り、次回作の準備をしながら、小・中学生を対象とした映画制作ワークショップ“Cinema en Curs”で映画作りを教えている。

REVIEW

  • 少女フリダの愛くるしい顔と無言の行動にひそむ、
    苦しく悲しい孤独・・・
    涙はフリダを解放しただろうか?

    谷川俊太郎詩人

  • フリダの表情、仕ぐさの中に女の子の全てを感じることができる。
    最後に泣いているフリダを観て、あゝ彼女は、いい夏を過したんだと思えた。
    泣けることは、素晴らしい。

    西巻 茅子絵本作家(「わたしのワンピース」)

  • まるで三人称視点で撮られたPOV(一人称)映画のようです。シモン監督の自伝的作品であり、私の自伝でもあり、あなたの自伝でもあります。夏休み、田舎、おじさんとおばさん、大人だけの会話、ひとり遊び、いとこ、お祭り、誰にとっても身に覚えのある映画。

    いがらしみきお漫画家

  • 頑なで張り詰めた少女の心と、あたたかさを求める子どもの本能。ふたつが田舎の美しい光の中、拮抗している。「泣いたって、いいんだよ!」わたしたちも伸ばした手をもてあます大人達のひとりになるだろう。

    今日マチ子漫画家

  • 主人公のひと夏の始まりは、僕の心を孤独感で揺さぶるが、
    小さき者はいつの間にか成長していく。
    それに気付く時、彼女の生きる世界の何気ない美しさも見えてくるのだ。

    奈良美智美術家

  • 繊細で巧みな語りと鮮やかな映像による心揺さぶる記憶のフィルム。
    真実であり魅惑的。絶対に観るべき才能

    THE HOLLYWOOD REPORTER

  • ありきたりの感傷に浸らず、幼き少女の孤独と混乱にただ心動かされる

    VARIETY

  • REVIEW
  • REVIEW

THEATER

ユーロスペース
劇場窓口にてお買い求めの方には海外版ビジュアル大判ポストカード付き!

オンライン購入はこちら

※上映劇場が変更となる場合がありますので、鑑賞の前に必ず各劇場にご確認ください。

2018.8.22現在

地域 劇場 電話番号 公開日
東京 ユーロスペース 03-3461-0211 2018年7月21日(土)
北海道 シアターキノ 011-231-9355 2018年9月22日(土)
北海道 シネマアイリス 0138-31-6761 未定
北海道 シネマトーラス 0144-37-8182 未定
青森 フォーラム八戸 0178-71-1555 2018年9月28日(金)
青森 シネマディクト 017-722-2068 2018年9月22日(土)
宮城 フォーラム仙台 022-728-7866 2018年8月17日(金)
岩手 盛岡ルミエール 019-625-7117 2018年9月8日(土)
山形 フォーラム山形 023-632-3220 2018年10月19日(金)
東京 東京都写真美術館ホール 03-3280-0099 2018年9月23日(日)
東京 下高井戸シネマ 03-3328-5441 2018年9月29日(土)
神奈川 横浜シネマ・ジャック&ベティ 045-243-9800 2018年9月22日(土)
埼玉 川越スカラ座 049-223-0733 未定
千葉 キネマ旬報シアター 04-7141-7238 2018年8月25日(土)
茨城 あまや座 029-212-7531 未定
栃木 宇都宮ヒカリ座 028-633-4445 2018年12月15日(土)
群馬 シネマテークたかさき 027-325-1744 2018年9月1日(土)
静岡 シネマイーラ 053-489-5539 2018年10月20日(土)
静岡 シネ・ギャラリー 054-250-0283 2018年9月1日(土)
新潟 高田世界館 025-520-7442 2018年9月8日(土)
新潟 シネ・ウインド 025-243-5530 2018年10月20日(土)
長野 長野ロキシー 026-234-5925 2018年10月6日(土)
長野 塩尻東座 0263-52-0515 2018年11月10日(土)
愛知 名古屋シネマテーク 052-733-3959 2018年9月8日(土)
三重 進富座 0596-28-2875 未定
大阪 シネ・リーブル梅田 06-6440-5930 2018年8月18日(土)
兵庫 シネ・リーブル神戸 078-334-2126 2018年9月22日(土)
兵庫 豊岡劇場 07962-2-2062 2018年9月1日(土)
兵庫 シネ・ピピア 0797-87-3565 2018年10月13日(土)
京都 京都シネマ 075-353-4723 2018年9月1日(土)
岡山 シネマクレール丸の内 086-231-0019 未定
広島 横川シネマ 082-231-1001 未定
広島 シネマ尾道 0848-24-8222 2018年9月15日(土)
広島 福山駅前シネマモード 084-923-6800 2018年10月20日(土)
大分 シネマ5 097-536-4512 2018年9月1日(土)
大分 別府ブルーバード劇場 0977-21-1192 2018年9月8日(土)
沖縄 桜坂劇場 098-863-1933 未定
Pagetop